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『ムーンフォール』感想、傑作それとも駄作?

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今週のお題「SFといえば」

で、今回は7月29日に公開された『ムーンフォール』について感想を書いていきたいと思います!

 

あらすじ「正体不明の力によって月が軌道から外れ、地球に衝突しようとしていた。地球滅亡となるその衝突まであと数週間という状況の中で、NASAの幹部で元宇宙飛行士の女性が立ち上がる。そして、2人の仲間とチームを組み、彼女は世界消滅の危機を回避しようと奔走する。」

 

エメリッヒ監督の最新作、皆さんは見ましたか。Amazon Prime Videoだけでの配信となったのですが既にご覧になった人も多いと思います。

 

インデペンデンス・デイシリーズで有名のエメリッヒ監督の最新作、作品の特徴としてSF物でダイナミックなのが彼の作品が特徴ですが、今回はどんな作品になっているのでしょう!

 

 

感想

ツッコミどころが多すぎる!

まず、月が地球に落ちてくるというまぁよくあるお話。

 

しかし、月は「巨大建造物」で中は空洞で、中には人間の先祖が作った謎の要塞があるという設定。それに先祖の人間と暴走したAIと戦争になって人間が逃げた先が月である。

 

えぇっ、月の裏側に都市があるっていう陰謀論より、陰謀論じみててビックリしました。

 

また作中で、地球に月が猛烈に近づいてくるシーンがあるのですが、物理法則を無視してない⁉ってくらいのハチャメチャ感で、思わずツッコミたくなりました。

 

人間がトランポリンみたいに高くジャンプし都合よく助かったり、月の引力によって津波が起きている真横で壊れたロケットを発射したりと…

 

映画だから…で済ますことは出来ますが、理系が見たら発狂もんですよ

 

ポリコレを意識してる感がやっぱある

最近、ディズニーがポリコレを意識するあまり作品が面白くなくなっていると話題になっていますが、『ムーンフォール』もやっぱりその影響を受けてましたね。

 

(ポリコレとは…

ポリティカル・コレクトネス(英: political correctness、略称:PC、ポリコレ)とは、社会の特定のグループのメンバーに不快感や不利益を与えないように意図された政策または対策などを表す言葉の総称であり、人種、信条、性別などの違いによる偏見や差別を含まない中立的な表現や用語を用いることを指す。」)

 

登場人物が、黒人、白人、ぽっちゃりデブの宇宙オタク、アジア人…まんべんなく登場人物が出てて、これには人種差別反対の人もにっこり。しかし、アジア人は結構黒い話があるので後で解説します。

 

見てて、「あぁ、意識してるなぁ」ってるシーンとか度々あって、しょうがないのかなって思いながら見てました。これからの映画のスタンダードになっていくんでしょうね、世界中に上映する映画は特に

 

中国資本が流れてる

映画を見てこれを一番思いました。

 

さっきも言ったアジア人、留学中の中国人っていう設定で、明らかに映画にいらない、無理やり入れた感が半端なかったです。さらに周りのアメリカ人は隕石とか津波とか酸素不足とかでどんどん死んでいくのに、謎の留学生は助かるって都合よすぎじゃない?

 

最後、主人公たちが月に行くための宇宙船も中国からの提供ということで、それに乗り月に行って謎のAIを倒して、宇宙船と主人公も共に無事に地球に帰ってきてハッピーエンド!

 

えーーーーっ!この、地球が滅亡しかけているのに、中国からアメリカへ提供⁉よくそんな余裕があるなって思いました。それに中国の宇宙船で無事に帰って、地球はハッピーエンドって、どんだけ中国に忖度したいんじゃって心の中で叫んでました。

 

まとめ

一言でいうと、「中国が地球を救うお話です」

 

エメリッヒ監督の作品がが好きな人は見る価値がありますが、それ以外の人は見る必要はありません。

 

私自身、エメリッヒ監督のファンではないので正直に言って面白くなかったです。